プロトタイプなブログ

株式会社レレレ代表取締役山本大策のブログです。サービス開発について考えたことを中心に書きます。

Foursquareの新アプリSwarmがいい!

 

Swarm

https://www.swarmapp.com/

 

わたしはFoursquareを「チェックイン」というそれまでに世の中に存在しなかった行動を多くの人に広めたという点ですごいサービスだと思っていて、Twitterと並んでとても尊敬しています。

 

都市をもっと面白くする

http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20101005/216511/

家やオフィスに閉じ籠もっていないで、みんなを外出させるようにプッシュしていくんだ。パソコンに向かうんじゃなくて、リアルな世界に引っ張り出して人と人との新しい出会いをつくり出すのが僕の大きな構想。ニッチだけど、かなり面白いことをやっていると僕は思っている。これはパソコンから離れたときに使う新しいソーシャル・ツールなんだ。

 

この創業者のデニス・クローリーの考え方にも勝手に共感しています。

 

そして今日、Swarmを初めて使って、2年ぶりくらいにチェックインという行為をしました。

  

Foursquare、新アプリ「Swarm」を公開 ~すぐそこの友達と落ち合う原点回帰となるアプリ

 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140516_648777.html

Foursquareは「チェックイン」という用語と概念を広めた。しかし、チェックインするためには利用者がマメでなければならない。どんなに簡単だとはいえ、スマートフォンを取り出し、アプリを起動し、チェックインする手間はかかってしまう。Foursquareはこの手間をできるだけ減らすよう改良をし続け。そしてその回答として、本来チェックインする目的である近くにいる友人を簡単に見つけて、落ち合えるようにすることに特化した「Swarm」を提示したと言えそうだ。 

 

が、上の記事にあるように、 Swarmはこのチェックインをすることが主な目的のアプリではなく、自分の位置情報を常時友達に知らせて、友達と会える可能性を高めることのほうを重要視しているアプリだと感じました。

 

機能的には、2年前くらいに出た、Highlight とか Glancee(Facebookが買収) に近いアプリですね。最近のアプリだとCircleHere On Bizがちょっと似ている感じでしょうか。

 

ただSwarmはまだ会ったことのない人とコミュニケーションするアプリというよりは、すでにForsquareで友達になっている人とのコミュニケーションをするアプリなので、用途は既存アプリとはかぶっていません。

 

わたしがSwarmでいいと思ったのは、

  • 今ここに入る人(150m圏内)
  • 徒歩圏内に入る人(1.5km圏内)
  • 周辺のスポット(10km圏内)
  • この地域内(40km圏内)
  • とても遠くにいる人

というカテゴリーで友達を表示する点ですね。

 

アプリの目的である「友達に会う」というゴールにたどり着きやすい見え方になっていると感じました。

 

友達とのミートアップをゆるく募集できるプラン機能はまだ使っていませんが、TwitterFacebookで呼びかけるよりも敷居が低いので、いつかやってみたいなと思っています。 

 

というわけで、このSwarm、かなりいい第一印象のアプリでした!