エヴァン・ウィリアムズのすごさ
Twitter共同創設者が語る、「10億ドル企業のつくり方」
http://wired.jp/2013/10/09/ev-williams-xoxo/
エヴァン・ウィリアムズがインターネットの本質について語っています。
ウィリアムズ氏によれば、インターネットとは結局のところ、「人々が求めているものを与えるようにつくられた巨大な装置」だ。
「インターネットは人間の欲をより達成しやすくする。すなわち、便利さをもたらす」とウィリアムズ氏は言う。「インターネットにおける利便性は、基本的に2つのもので成し遂げられている。スピード、そして、わかりやすさだ」
「インターネットで本当にヒットしているものが何であるかを研究すると、それらが長けているのは、物事をスピーディーにし、人々に考えさせないことだとわかる」。人々は待ちたくないし、面倒なことを考えたくないのだ。
「10億ドルを超えるインターネット企業をつくりたければ、方法がある」とウィリアムズ氏。「人間の欲をつかむのだ。これまでずっと続いてきたものが望ましい。そして、欲を突き止めたうえで、現在の技術を用いてステップを取り除くのだ」
インターネットは、人間の本質的な欲望を簡単に素早く満たす装置だと言われていますね。たしかにエヴァン・ウィリアムズがこれまで作ってきたBlogger、Twitter、Mediumは「自分の考えを誰かに知ってもらいたい」という根源的な欲求を簡単に素早く満たすサービスだったように思います。
エヴァン・ウィリアムズはMediumのプロフィールにあるように「タイピングと思考を促すシステムを作る」と宣言している人で、そんなシステムを一貫して作り続けているのがすごいんですよね。
ぼくはいまレレレという会社でCoffeeMeeting(運営中)とFriendToss(開発中)というサービスを作っています。これらは「新しい人との出会い」を生み出すサービスなんですが、性別、年齢などは関係なく、人との出会いというのは人間の根源的な欲求のひとつじゃないかと思ってるんですよね。この欲求を簡単に素早く満たすサービスが作れたら、たくさんの人に楽しんでもらえるんじゃないかと思って、日々開発しています。
エヴァン・ウィリアムズのように自分の信じた軸をぶらさず、これからも進んでいきます。